花咲く所に恋来たる☆






けど、女が嫌いな様で……。

アタシ、昨日結構な事言われた。


まあ、翔も幹部、…らしい。


でも、アレは流石に傷ついたな。



昨日の翔を思い出してると、

「じゃ、行こうぜ。もう授業始まるぞ?」

どうやら開き直ったらしい魁人が、アタシの手を引っ張った。



それで気づいた。

もう、アタシ達の周りに誰もいなくなってた事を。


「じゃ、魁人、愛梨ちゃん。お昼にね」


頼は優しい笑顔を残し、2年の教室の方向へ、溶け込んで行った。



―――キーンコーンカ…・・・

「「ゲッ!!!」」

この遅刻を知らせる鐘のおかげで、アタシ達の声がハモった。


アタシ達の教室、反対側っ!!!