こんな武器使って……。
こんなに人を傷つけて……。
こんな卑怯な手を使って……。
アタシはイカツイ男に、たっぷりと威勢を込めて、近づいた。
その瞬間、周りの空気が凍りついた。
イカツイ男は、そんなアタシに戸惑ってる。
「……何で緑をこんなにした?」
「な、何でって…」
顔を青ざめながら、後ずさりする男。
「……誰が緑に手を出していいって?」
「だっ、誰って…」
「……ちゃんと答えろよ」
「っ!! な、何だよお前っ! どっからそんな殺気っ!」
「ちゃんと答えろっつってんだよ。 あぁ゛?」
「ヒッ!!」
アタシは立ち上がり、男に詰め寄った。
「本当はこれだけじゃすまない。 けど、今回はこれだけで許してやる。 次、アタシの仲間に手ぇ出したら……。 ただじゃすまねーぞ? あぁ゛?」
「ヒッ! ひ、ヒエっ!!」
「に、逃げるぞっ!!!」
男ら全員は、震え立ち、尻尾を巻いて逃げて行った。

