………。
……寝た?

アタシの腰に手を回し、スースーと寝息を立ててる翔。

随分、表情が穏やかになってんじゃん。


……良かった。

アタシはぐっすり寝てる翔の髪をゆっくり撫でた。

にしても、今何時だろ?
6時には日向達帰ってくるんだよね?

アタシは翔を起こさない様にポケットから携帯を取り出した。

時間を見ると―――――

……。
………。

…………。

な、何と…。
ししし、七時半?!

って事は!!

アタシがドアの方に目を向けると…。