もし逆の立場だったらどうだろう。




奈津樹に隠し事をされたら…。




きっと悲しいし、つらい。




だって奈津樹は大切な友達だから…。




「ごめんね。
あたし…2人の気持ちを無視して。
自分の事しか考えてなかった。」




そう叫んだ時。



もう遅かったのかもしれない。




奈津樹は目を赤くして私を見つめたんだ。