「なつ…-」



「和也くん。
どうして私たちが2人を探してたか。
理由、忘れたの?」



たぶん和也に言ってるはず。




だけど目は私に向けられていた。



「あ…そうだった。
つい忘れるところでした。」



「まったく。
しっかりしてよ!」



「ごめんなさいね!!!」




「お前ら、ちょっとココ座れ!」と席を刺された。





その前に和也と奈津樹も座った。




和也は少し戸惑い。




奈津樹は少し怒ってる。





そんな2人に見つめられて、私は冷や汗を感じていた。