「ちょっとーっ!!! 奈津樹と香南。 流サマとどういう関係!?」 「え。 私が和也と幼馴染なだけだよ?」 大勢の女子が私たち2人を囲んできた。 怖そうな奈津を守るように言った。 「なーんだ♪」 「なーんだってなんだよ。 本当にお前らって流馬鹿だよなぁ。」 「うっさい。 あんたに馬鹿って言われるなんて世も末ね~~。」 「はぁ?」 な、なんか使い方が間違ってると思うけど。 それに女子と和也の間に火花が散ってるし。