「ごめん。」



「別にいいよ。
んじゃ、またよろしくな。」




もしかして。




私はこの時、すでに恋に落ちていたのかもしれない。




優しくて、安らぎのオーラーを盛る彼の心に。





…-包まれていたんだ。