「何ー? どうしたの、久しぶり。」 「どうしたの?って俺もここなの。 私立に落ちたんだよ。」 ウソっ! びっくり。 和也は小、中ずっと頭よかったのに。 「となり…誰?」 「あ…初めてだっけ。 片原奈津樹。 今、一番…仲良い子なの!」 和也は一礼して、 「はじめまして。 真田和也です。 いつも香南がお世話になってます。」 ってあんたは親かっ! そんな中。 奈津樹は思考停止だった。