え! 「ちょっと和也! あんた知ってるでしょ? 私は神崎さんが嫌い…」 「香南と流ならうまくやれるよ。 お互い分かりあえる。 ま、とにかく渡せよ。」 「ちょ・・」 私が呼びとめる前に、和也は出て行った。 勝手過ぎる。 そんな和也に苛立ちながら、図書室へ行った。