香南・…っていうのか。 その女をしばらく見つめて、俺は図書室を出た。 「ちょっとー! 流くん、どこ寄り道してたのよ!? 遅すぎでしょ。」 「すいませんでした。」 コンと缶コーヒーをゴミ箱へ入れて、パソコンへと向かう。 横でぐちぐち言っている女の先輩の言葉を流して。 俺の頭は、 ・…香南。 彼女で一杯だった。