「…香南。 今日でしょ? 大丈夫?」 学校に着くと、奈津樹が声をかけて来た。 あいつに殴られた時も。 あいつに泣かれた時も。 あいつに女がいた時も。 奈津樹は私のそばに居てくれた。 「今はつらいかもしれない。 でも、つらかった分。 幸せは倍で戻ってくから!!」 正直に言うと。 奈津樹には本当に感謝している。 何度伝えても足りない程、感謝していて。 だってもしも奈津樹がいなかったら。 今…私はここにいない。