狼!?王子サマ☆*








「苦しめてごめん…。」




抱きしめられた体は一気に熱を帯びた。





流の手はとても優しく、そして温かく私を包んだ。




「どうして…授業中に目を合わさないようにしてた?」




もしかしたら勘違いかもしれない。





でもそれだけじゃない。




呼び出されてからの流の様子はあきらかにおかしかった





不安が心の中にありそうな気がした。