「ん…-。」 心地よい中で私は目を開けた。 ココは…保健室? 私の髪を撫でているのは誰? 優加? 「香南。 ごめん…-」 え。この声って…。 流!? 流はただ私に謝っていた。 「傷つけたくないのに、どうして傷つけてしまうのかな。」 流。 流も私と同じことを考えていたんだね。 それは世の中の付き合っている恋人の皆が思う事なのかもしれない。