元陸上部のエースンお先輩から1位を守りぬいて和也へバトンタッチした。 本日2度目。 俺は倒れた。 「すげーよ。 流。 あの先輩から1位を守るなんて。」 「いや…。 香南が大きく差を付けてくれたからだって。 悪いな、縮められて。」 早風はふっと笑った。 「大したことねーよ。 後に走る奴は皆、クズだよ。」