「流!流。」 「あ?」 俺は背中の方から聞こえる声に反応して振り向いた。 そこにはピースをして笑顔を浮かべる。 愛しい人がいた。 「何?」 「え…と」 「ん?」 「頑張って。 絶対に1位になってね。」 …。 ふっ、当たり前だろ。 香南に頼られたらどんな事でもできるんだよ。 「んじゃ、俺の事。 名前で呼んで。」 「え。」 「頑張れって言えよ。」 「えー!!」 真っ赤になる香南。 こうしてる間にランナーはラスト1周となった。