ドサッ、という音と共に、一冊の古ぼけた本が目の前に落ちる。
「最初から探し物魔法を使うべきだったな。まぁ、良い暇つぶしよ、これも」
ファイリはすっかりご機嫌になり、座り込んでページを捲る。
「何これ、埃くさっ!ケホケホ…っ、ん、これ?」
ページが黒ずんでよく見えないが、『蒼の世――と――紅の―――』という文字が掠れて見える。
「蒼、と、紅が出て来るって事は…これだーーっ♪」
ファイリは立ち上がってガッツポーズを決める。
「でも…何これ、空中に楕円を描いてー?字が読めないっ…もう、苛々するーっ!」
ファイリは本を床に投げつける。
「呪文とかもういいわ!とにかく!あたしを此処から、出してーーっ!」
ファイリは叫びながら空中に円を描く。
「最初から探し物魔法を使うべきだったな。まぁ、良い暇つぶしよ、これも」
ファイリはすっかりご機嫌になり、座り込んでページを捲る。
「何これ、埃くさっ!ケホケホ…っ、ん、これ?」
ページが黒ずんでよく見えないが、『蒼の世――と――紅の―――』という文字が掠れて見える。
「蒼、と、紅が出て来るって事は…これだーーっ♪」
ファイリは立ち上がってガッツポーズを決める。
「でも…何これ、空中に楕円を描いてー?字が読めないっ…もう、苛々するーっ!」
ファイリは本を床に投げつける。
「呪文とかもういいわ!とにかく!あたしを此処から、出してーーっ!」
ファイリは叫びながら空中に円を描く。
