「おっ!氷河、おはよ!具合どうだ?」

「もう治った」

ってそんなこと話しに来たんじゃない

「なぁ、柊大…相談したいことがある」

「何だ?お前が相談なんて珍しいな」

俺は今日の朝の出来事を話した

すると柊大に

「お前、鈍いな…」

と言われた

意味がわからないという感じの俺に、柊大は

「藍沢は怒ってるんじゃないよ」

は?どう考えても怒ってただろ…

まだわからないという感じの俺に、柊大は

「本人に直接聞けよ

ほら、こっちに来るぞ」

見ると本当に凪桜がこっちに向かって歩いてくる

凪桜は話したいことがあると言ってきた

俺は「なに?」と返す…

やばい…緊張して返事が素っ気なくなる…

凪桜はごめんと謝ってきた

別に怒ってないのに…

そう言うと、凪桜はホッとした顔になった


心配したということも言うと、次はうれしそうな顔になる

その顔がかわいい…

やばい…

誰にも渡したくねぇな…