認める…

私は氷河くんの方をチラッと見る

ドキドキする

やっぱり好き、なのかな…

確かに氷河くんを見るとドキドキする

顔が熱くなってうまく話せない

あ〜、ダメだ…

考えるだけでもドキドキしてきた…


そっか

恋ってこういうものなんだ

これが恋なんだね

見たり考えたりするだけでドキドキする

私、氷河くんに恋してたんだ…

やっと認めることが出来た

「莉夏…私、氷河くんが好き」

莉夏はふっと笑って

「やっと認めたね!!」

「うん、莉夏のおかげだよ!ありがとう!!」

そう、莉夏がいなきゃ気づけなかった

「どういたしまして!!

ほらっ、言っておいで!」

「えっ?何を?」

まさか告白!?

「バカッ!誰もいきなり告白しろなんて言ってないでしょ!?

仲直りよ、仲直り。このままは嫌でしょ?」


確かに嫌だ…


私は勇気を出して氷河くんに声をかけた