私の声が大きかったのか、氷河くんが目を覚ました

「ん…、どうした…?」

「えっとね、お母さん達今日帰って来れないって…」
「はぁ?マジかよ…」

「それでね、私が一晩、氷河くんの看病することになったの」

「えっ、迷惑じゃねぇ?」

「迷惑じゃないよ!
いきなりだったからちょっとびっくりしてるだけ!!」

「そっか、悪いな。頼むわ」

「うん!任せて!!」