「もうすぐ閉園時間だな…」


『うん』


「帰ろっか」


『ねえ、このあとホテル泊まってこ…?』


最後だから…


「あぁ、そうしよう」


竜牙は私の気持ちを悟ったみたいで
それからは二人ともなにも喋らなかった


でも、心は繋がっていた…