今日はなんだか胸がザワザワする…



早く竜牙に会いたくて仕方ない



でもそんな日に限って竜牙は来なくて、私はますます不安になった



「ごめんっ;」



後ろから竜牙の声がしてふりかえる



「道が混んでて;;」


竜牙の姿にほっとする



『もぅ!遅すぎ』



さっきの不安はふっ飛んで笑顔で竜牙の腕に手を絡ませる



『今日はお詫びに私の買い物に付き合ってもらうからね!!』



「あぁ、今日は美佳の行きたいところに行こう」



いつもわがままな竜牙が私の言うこと聞いてくれるなんて珍しいな、と思いながらも私はショッピングモールに向かった