桜side



白いワンピースに今日のために似合わないブーツを履いて待ち合わせ場所へ。



「あっ修来てたんだ…」

「遅いんだけど?」



ひゃ――…かなり怒ってる〜どうしよ、どうしよ。




「ごめんなさい」

「口開けろよ」

「あーん……ン?」



舌があああ……。



入ってきてとろけちゃうよ。足がガクガクとなって崩れそうなところを修が私の腰を支える。




「じゃあ行こっか?」