特別短編集


「ん!?」




アメが入ってきて、

口の中で転がる。



いつもと違う感覚と甘さ。



酔いしれていると唇が離れていき、
一緒にアメもなくなった。





「美味しかった?」



稜はニヤッと笑いアメを見せつけるようにくわえている。