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夕方のチャイムが聞こえる頃

二階の角スペースには
大きな
天文学コーナーが出来上がっていた


「まぁ…こんなもんかな?」


残ったゴミを片づけて
色とりどりのポップを貼って行く


手を止めたら
昔の記憶に引きずり込まれて

もう戻ってこれなくなりそうで


私は

必死で
体を動かした