……



…………



……今のは…夢……?



呆然と座り込んだ目の前には


先ほど手渡された
桃色の包装紙に包まれた菓子折…




……夢じゃない…





「早…川……護…?」


顔を思い出そうとしたとき

ドクンッ!


忘れたはずの声が聞こえた