すると

今まで真っ暗なはずだったのに

そこには
星が輝いていた



十字架…




ひと際輝く十字の星




白鳥座…



『紗季…
白鳥座が夜空に輝くころ

会いに行くよ。』



芳史…



その瞬間

辺りが一気に

白んで

光に包まれた




なに!?



あまりの眩しさに

私は目を覆った