泣き崩れて


もう

死んでしまった
恋人の名前を呼び続ける



俺の…


愛する人…




心が引き裂かれそうな感覚


それでも


彼女をこのまま見ていることが出来なくて




後ろから

その背中を抱きしめた




「紗季…。」