「あぁぁ・・・っ!!」


悲しみに飲み込まれそうななった時


「紗季…。」


急に
後ろから
ぬくもりに包まれた



え…!?



驚いて
固まる私



振り向いた先には


河野先輩の悲しい顔があった




「…先…輩…?」



その瞬間

私の意識は暗い闇に
落ちて行った