Cygnus

語尾は小さくなるにつれて

俯き
だんだん勢いが無くなって行く
早川君を見て

思わず笑いが漏れた


…芳史は…

彼は
こんな風に笑ったこと
あったかな…?



昔の記憶に飲み込まれそうになって
頭を振った


違う…

早川君は…彼じゃない…


「いいよ。」


「え?」
私の答えにガバッと
顔を上げる早川君


「今夜、ご飯いこう。」


「マジですか!?」


「うん。」

「やった!
ありがとうございます。」