Cygnus

あんなにリアルに


彼の夢を見るのは


久しぶりだった





『紗季…。』


瞳を閉じれば
はっきりと
頭に残る声



必死で彼の手をつかんだ

自分の右手





握って開く


ただ空をつかむだけ




それでも



どこかリアルに



あの
懐かしい感触が

残ってる気がした