ん?

見上げた先には

「こんにちは。」

浦安愛美…

「どうも。」


「一緒にいい?」


「え?」


悟と学に確認しようと
目をやると

すでに
愛美の座る場所を確保していた


「どうぞ。」

「ありがとう。」


ニコッと笑った顔は
完璧で
悟と学は見とれていた


俺は…
特に何も感じず…


甘すぎない香水の香りも

食事をする場所には
あまり似つかわしくなくて

思わず
顔をしかめてしまった