【天文学】



釣り看板が下がる

本棚3列のスペースに彼を案内する



その間も


私の意識は
後ろにいる彼から離れない



「あぁ…よかった。
助かった。

ありがとう。」



軽く頭を下げた彼は早速本を探し始めた様子



しばらく
ボーッと彼の姿を見ていたが

ハッと恥ずかしくなって


慌ててバックヤードに引き返した