Spring wind〜大切な日〜

月曜日、あたしは不安な気持ちと共に学校へ向かった。


学校の中に入るのが怖かった。


教室に向かう途中、小川に会ったらどうしようとか

教室に入る時、桜井が知ってるから
絶対からかわれるとか

いろんな事を思ってた。



とりあえず、何事も無く教室までたどり着いた。

恐る恐る教室の中に入ると、桜井はあたしをからかう事をせず、友達と話していた。


あたしは少し安心して自分の席に着いた。



「ちょっと亜姫!プレゼント渡したの?」



千尋は、あたしの事をすごく心配してたらしく

あたしが机に鞄を置いたら飛んで来た。



「…………渡さなかった。
けど、今日の放課後に渡すことになってるの☆」



あたしは千尋の移動の速さに驚きながらも

土曜日のあたしと小川の事を話した。