Spring wind〜大切な日〜

そんなあたしを見て、確信したのか

千尋の顔は少しにやけていた。



「そうなんだ〜(笑)。
誰なのか気になるけど、"恋"は………好きだなぁって思う時じゃないかな!?」



あたしがずっと黙り込んでいたら、千尋がそう言ってきた。


多分、千尋はあたしの気持ちが全て分かったのだろう。


でも、好きになった人は絶対に誰にも言ってはいけない。

それに、知られてもいけない。

特に由紀には。 絶対に……。


千尋に相談をしてからも

あたしは毎日のように、小川とメールをしていた。


毎回、毎回、由紀との惚気話を聞かされ

相談をしあったりしていた。

あたしは、そんな小川の優しさに

更に惹かれていた。