顔を上げてこの恐怖から、早く逃れたい!! 本当にそうなのだろうか・・? 私は異常なまで震え続けている。 本当に誰もいないのだろうか・・? 異常なまでの恐怖が全身を包んでいる。 勢いよく携帯を閉じ、顔を上げようとした瞬間 バスは、3つ目の停留所につきドアを開いた。