「それって………あたしと、いるため…?」 「まあな。」 拓は、ちょっと照れながらいった 「それに、俺試してみたかったんだ。自分の力がどこまで通用するか。 今回の映画も絶対俺自身にとってもいい経験になるだろうし」 拓は偉いよ。 あたしなんて、まだやりたいことも決まってなくて… それなのに、拓はどんどん自分の道に進んでいってる。 あたしが追いつこうとしても、すぐに離れていってしまう。 あたしは、何をやりたいんだろう 拓みたいに、何か自分のやるべき事が決まってない……