「別にいいけど…」 「サンキュ!」 そう言って、友樹はスピードをあげて進み出した。 一体、何があるんだろう? 友樹と話してる相手、女っぽかったな。 名前もユキとか言ってたし。 …彼女? さっきも、そう思ったけど。 友樹って、あんまりそう言う話し聞かねぇからな…。 初めてだ。 こんなに友樹が必死になってるの。