「好きっていう気持ちは、アイドルだとかは関係ねぇよ?」 尋にそう言われて思った。 俺は優衣が好きなんだ。 でも、自分がアイドルだから気持ちを閉まってたんだ。 でも…アイドルだとかは関係ねぇんだ。 他のアイドルも好きな子ぐらいはいるだろうし…(笑) 「サンキュな。 ……尋もいんの?好きな子。」 「いねぇよっ。今はな。いつか、出来るけど」 俺たちはそんな会話をしてまた、稽古に戻った。