「わっ」 いきなり、卓馬が立ち止まった。 「もう!!何?きゅう…「…子供が……」 え? …今、子供って言いませんでした? えぇぇぇぇぇ!! ってか、ウソー!? 産んだの? じゃなくて、産まれるんだよね? 卓馬、誰かと付き合ってたっけ? 「だ、だ誰の!?」 あたしが、そう聞くと卓馬がいきなりこっちを見てきた。 私は、一人でパニクっててあたふたしてた。 そして、肩を掴まれた 「暴れるなよ」 む、むりだってぇ!