約束の時間。。。

彼女は少し遅れて出てきた。
「お待たせ」
と言って助手席に乗り込んでくる彼女。
「お疲れさま。お腹減ってない?食事でも行く?」
の問いに
「うん」
とうなずく彼女。
コーナーポケットというカフェに行くことを話し車を走らせた。

道中、今日は忙しかったかとか僕が何して過ごしたかとか相変わらず他愛のない会話で過ごした。
頭の中は食事の後の色んなこと…
なのだが…


コーナーポケット到着。
店に入ると奥のテーブル席に通された。

オーダーを決めスタッフを呼ぶと…
「リカじゃん!」
「アイコ 久しぶり!」
とウェイトレスと彼女の会話。
聞いてみると高校の同級生で親友の間柄のようだ。
その後もアイコは何度も僕らの席にきては彼女と会話していった。
彼女の親友だし、サービスでオーダー以外に料理を置いていってくれたこともあり多少のことは我慢かなと…
しかし、予定の所要時間を1時間半ほどオーバーした結果は、頭の中が色んなことでいっぱいの僕には、この後の展開だけがはやるばかりでとにかく払うモノをを払って早く店を出たいところである。。。