HIVになって・・・

「よるとかきれいだろうね」「そうね」「きれいだと思うよ」

こんなに遠くに来たのは初めてで内心少し浩二はいるけど心細かった

「何緑どうしたホームシックでもかかった?」「ううん」「なんとなく夜素敵だろうなと思ったの」「寝るのがもったいないね」それからベッドは本当にアルプスの少女ハイジのようなわらのベッドに敷布が敷いてあった

素敵ね全部

「手作りのものが多いね」「そうね奥さんがそういうの好きなんだわきっと」


私たちは、しばらく部屋にいて外に出た

下へ降りていくともう食事の用意ができていた

ほくほくのジャガイモにバターが乗ったものとスイートコーン

それからホワイトシチューだった

「おいしそう」「本当だね」

「さあ召し上がって疲れたでしょ」

「あ、はい」

そういうと奥さんはいすを引き腰掛けさせてくれた