パジャマに着替えると、浩二はなんだか大人の男の人のにおいがした

部屋の明かりをオフにして

間接照明だけにした

浩二が呼ぶ「こっちへおいで」緑はどきどきしながらベッドの横にチョコンと座った

心の中でしらふじゃ・・・・・・・・・・・と思っていたら

浩二がブランデーを棚からとりだした

「これきつくない」「きついかな」「氷と水で割ればいいよ」「そうだね」

氷と水で割った少し苦い苦くて甘い大人の味がした

浩二は間接キスで口で含ませてのませてくれた

ゆっくりと倒れこむ二人・・わらのベッドががさっと崩れそうになる

少しずつパジャマのボタンをはずしていく

緑は恥ずかしかった

男の人に体を見られるのははじめての経験だった