「好きになるはずなかったのに」

そんな彼女を思い出しながら

こうやって準備を進め、

悩めば悩む程、冬実の口端は上がり

にししっと笑うのが好きなのだ。


さて、今日も露子を迎えよう。


泡だて器を持つ冬実の胸元に

青いものがちらついた……。