「好きになるはずなかったのに」


「あれ……トイレ行ったんだ……」


「つゆーーー~~~~!」


円谷さんの前で言わないでよ!!と鬼の形相を隠した笑顔を近づけた。


「あ……じゃあ、僕案内しましょうか?」


何もなかった様に、

円谷は、気持ち良い笑顔で紳士的に言った。


「わーー!いいんですか!ありがとうございます!」


即座に冬実はぴょんぴょんとついて行ったが

はいはい、二人きりにしてほしんだろ?

と、読み取って違う方向に足を進めようとした瞬間……


「露ちゃん??」


自分の名前が反響した。