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とは誓ったものの―…。


放課後。


俺は、星蘭のクラスへ急ぐ。


「星蘭!」


「あ、直樹。早く帰ろー!じゃあね、莉子」


「うん!バイバイ!」


気をよく、俺のほうへ向かってくる。


「星蘭、昨日みたいにここで待ってて」


「え、なんで!?」


「委員会。遅くなるかもしれねーけど、絶対駅まで送るから」


「直樹。別に無理矢理そこまでいいよ。今なら、莉子と帰るし。ねっ」


無理矢理じゃねーんだけども。


あまり引き止めすぎると。


逆に怪しい気が。


絶対、どっちかが来てるはずだ。


だから、できるところまでは一緒について…。


そんなことを頭で、考えているとき。


「神谷!やっぱりここだ!委員会始まるぞ」


クラスメイトが、俺を呼びにきた。


送りにいく時間はなさそうだ。


………なら。