青龍―せいりゅう―



ところが、翔さんと海人さんは冷静な態度のままだった


「仮の彼女だよ。総長の彼女ってほうが、都合がいい。この世界でも、女の子達にとっても。」



仮の彼女…



私が不安な顔をしていたのか、海人さんは申し訳なさそうに言った


「ごめんね…。陽菜ちゃんを守るには、こうするしかないんだ。仮でいい。ただ俺達といるときは翔の彼女でいてくれないかな?」