【ふふっ…つい、嬉しくてね…じゃあ、帰り待ってるわね】


「あぁ…」


《プツ…ツーツーツー…》


全く、母さんは相変わらずだな…。
僕は肩をすくめながら、冷たい風が吹いて、枯れ葉が宙を舞っているのを見ながら、足早に家路へと向かって行った…。