気がつかないうちに、 私は寝ていたんだ…。 「あ、うん。」 鞄を持って先に教室を出た 大翔を追いかける!! 「何で、大翔も一緒なの?」 「お前今日歩きだろ? 歩きで病院まではキツいだろ」 学校から病院は歩いて20分 くらいの範囲にある。 「え、別に行けるのに…」 「いいから早く、乗れよ」 そう言って自転車に私を乗せ、 病院へと向かった。