「お〜い、席つけよ!!HR始めるぞ!!」
大声を上げて扉を開けながら、担任が教室に入ってくると、生徒たちは自分の席に着いた。
「まずは自己紹介…って言っても知らないヤツはいないと思うが…」
そう言って、伊達は黒板に自分の名前を書いた。
「伊達直樹、25歳…1年間よろしくな!!」
クラスから盛大な拍手が上がる。
その後は、クラスメイト1人1人が自己紹介をしていった。
そして……
「猿飛なつめです。剣道部です。よろしくお願いします。」
いたって簡単だがクラス中から黄色い声が上がり、
なかには失神した者もいるとか、いないとか…
この日は、午前中で学校は終わり、帰宅する生徒や部活の生徒など様々だった。
