彼女の日記〜きみを忘れない〜



幸恵は高校を卒業し、大学に通い始めたある日、彼の仕事が終わる時間帯に、会社の外で待ち伏せをした。


「もちろん、友達と一緒に。友達は、やめたほうが良いよって言ってました。見たくないものを、見るかもしれないからって。」


出てきた彼は、駅で待ち合わせをしていた女の人とそのまま


「ホテルに、入って行きました。」